ランタナでは市民活動団体のパワーアップを図る「組織運営力アップ講座」を開催しております!
今年度は『広報力ステップアップセミナー』と題して「仲間を増やす広報」です。

講師はせりた ひろし さん(せりたPR企画代表/広告デザイナー)
長年、福岡を中心にNPOの広報や長崎市提案型協働事業の審査員などNPO支援のキャリアがある方です。
今回はせりたさんを講師にお招きした全3回の広報のセミナーの初回を開催しました。

今回は「広報の目的」「自分たちの団体の価値」など、広報の基礎部分の講座となりました。
広報の目的とポイント
最初に各参加者から団体と自己紹介を1分(とても重要)で行ってもらいました。
自分の紹介の難しさを実感してもらい、広報の目的についてお話しいただきました。
みなさんは「宣伝」と「PR」の違いが分かるでしょうか?
「宣伝」とは、自分たちを「認知」してもらい「理解」してもらうまでの作業のことです。例えば、CMや街頭のネオンサイン・看板などがそうです。
対して「PR(public relations)」とは、自分たちと社会との関係を作っていくこと、双方向のつながりを持つことです。例えば、SNSが該当します。
PRのためには「理解」してもらってから、相手に「共感」してもらい、こうしてほしい・したいと「説得」し、「行動」してもらう。宣伝よりも難易度が高いです。
市民活動団体にとっての広報とは、当然この「PR」になります。

「認知」→「理解」→「共感」→「説得」→「行動」の一連の流れで、最も重要なのが「共感」です。
「共感」を生み出すにはポイントがあります。
広く参加してほしいがために「誰でもどうぞ」とターゲットを絞らず広報をすることがあります。しかし結果に繋がらないことが多いです。
それは「共感」がない、つまり相手にとって「じぶんごと」でないからです。
また自分たちの業界だけで通じる業界用語・専門用語をつい使ってしまうことがあります。
これも「何を言ってるかわかんない」と「共感」を損なうことになります。
如何にして自団体の活動を分かりやすく伝え、相手の「じぶんごと」にしてもらえるか。
これが「共感」につながり、PRの成否に関わります。
前半の講座では「共感」の大切さについてお話しいただきました。
1分の自己紹介を考えてみる
後半では自分たちのことを分かりやすく伝えるための自己紹介文を考えるワークを行いました。1分というのは、自己紹介をする際に適したサイズ(時間)です。

1分の自己紹介文を作る上でも、大切なポイントがあります。
まず作る側がやりがちな「伝わらない3つの思い込み」です。
- 「最後まで必ず読んでくれるとは限らない」
- 「相手も自分と同じくらい理解できている訳ではない」
- 「詳しく書かなくても分かってもらえる訳ではない」
みなさんがやっている自己紹介はいかがでしょうか?意外とこの3つの思い込みを持っていませんか?
次に「文章づくりの3つのポイント」です。
- 重要ポイント(伝えたいこと)は先に書く
- 要点を先に、詳細は後に
- 不必要なこと(情報)は書かない
1分=300文字前後と言われています。
相手にわかりやすく表現、共感を呼ぶストーリー、文字数の制限。相手に伝えたいことを1分にまとめるのは結構難しいです。ぜひ皆さんも一度試してみてください。
第1回は相手に「共感」してもらうための大変さを実感した会となりました。
第2回の内容は?
段階を追って、広報のレベルアップを図っていきますが、次回はキービジュアル(広報物における最も目を引く中心的なイメージ画像)作成のための写真を使った講座となります。
参加者のみなさんには宿題として、自団体のイメージ写真を用意してもらうことになりました。

次回は6月20日です。なお定員に少し余裕があるため、途中参加可能です。
参加希望の方はこちらをご覧ください。
また当日参加できない方向けに個別に対応も可能です。
団体の広報に悩んでいる方、ぜひご活用いただければと思います。

