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【レポート】私にもできた!子どもの居場所づくり体験シェア会を開催しました。

研修会・講座・交流会情報

ボランティアで子どもの居場所づくりに取り組んだ社会人女性のお話を聞いて活動に役立ててもらおうと交流会を開催しました。

お話くださったのはボランティア団体「響灯(ひびと)」の真倉心さん。

真倉さんから「人前で話すのがちょっと心配」と聞いていたので、当日は学生2名にインタビューしてもらい真倉さんから話を引き出してもらいました。

真倉さんは、小学生の時からボランティア活動をしており、子どもに家と学校以外の居場所を作ってあげたいと居場所づくりに鳥ん組んだこと。でもどうやっていいかわからない、特に一緒にやってくれる人を集めるのに苦労したということです。

活動資金をどう集めたかの質問には「手出しもあったけど、人が集まったら『コレを使って』と持ってきてくれる人もいて、子どもの居場所として必要なものが集まり、結果的に半分ぐらいはモノが集まって活動できた」というお話でした。

これは大事なことで、活動を始める時に最初にやることは、お金を集めるのではなく、まずは人、協力者を集めることが先だということです。

居場所に遊びに来た子どもにはルールを押し付けず、自然のままにしておくと誰かが子どもを見守ったり、子どもが何かしたら誰かが注意したり「自治」ができてきたなど。

また仕事をしながらの活動なので、疲れていたり趣味に時間を割きたい時もあり、活動の締切を自分で設定することでやる気を維持するといったお話もありました。

一番困ったのは、相談相手がいないこと。一人で考えて悩んで決断して。AIを使って考えているけどやっぱり人と話したいと。仲間がいることは大事ということですね。

後半は、集まった参加者同士の交流。すでに活動している市民活動団体はチラシなどを配ってPR。「子どものために何かしたい」という個人の方は、やりたいことを聞いて市民活動団体につないで交流を深めました。

この交流会をきっかけに「真倉さんの活動に参加してみたい」「活動はできないけどバックヤードでお手伝いをしたい」「フリースクールをやってみたいと考えていたので、誰に聞けばいいか分かった」という声が寄せられました。

当センターでは、このようにボランティア団体の活動を紹介することで新しいつながりを生み出すこともしています。ボランティア団体を作りたい、ボランティアに参加したいという想いがあれば当センターまでご相談ください。

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