2025年4月25日(金)15時30分から、ながのボランティア・市民活動支援ネットワークの込山哲也会長が来館し交流会を開催しました。参加したのはNPO法人やボランティア団体のほか、企業、行政の方もおられました。
長崎市と同じような県庁所在地・中核市の長野市での活動は20年以上続いており、長崎市の活動でも参考になるだろうと考えての開催です。

はじめに、自己紹介を行った後100マス計算シートを使ってチェックインワークをしました 伝えるスキルを高める
行動をリクエストする
ワークで気持ちがほぐれた後、持参したチラシやパンフレットを使って各自が活動を紹介。その後、取り組んでいる課題と活動について整理するシートを記入し、再度90秒でPRしました。

取り組んでいる課題、活動のポイントがより明確にわかることと、込山会長から「何をしてほしいか、具体的な行動をリクエストすること。例えば絵本を寄付してほしいならそう伝える。それを聞いた人が『自分の家にあるから持ってこようか?』と反応が起こる。これが繋がりになっていく」とアドバイスがありました。
参加者からは「シートを使って整理したことで言いたいことがスムーズに言えた」「寄付がほしいと言っても、いま、この場で寄付して貰えるだけの金額の設定をしていないことが分かった」など気づきがありました。
活動を長く続けるポイント
込山会長から活動を続けるには「楽しいこと、嬉しいこと、喜べること」がある場であること。また一人が何でもやるのではなく、一人ひとりに役割と場があると人は自主的に取り組んで楽しくなるという説明がありました。
これらを気がけて毎月の情報市場のほか、会費を元にした応援資金助成、物品寄贈の取り組みが続いているそうです。
名刺交換
ボランティア団体だけでなく、企業や行政の方もいてみなさん交流するチャンスとして積極的に挨拶したり、名刺交換をしました。


閉会時刻を過ぎても交流は続くほど熱心でした。今回、交流会を開いてふと次の言葉が頭に浮かびました。
今日、繋がったのは喜びになる 明日、繋がれたら希望になる 昨日、繋がったのは想い出になる
長崎市市民活動センターは「地域にいいことをしよう」「社会をより良く変えていこう」という気持ちがつながる場作りに取り組んで行きます。