まちづくりってどんな感じ?何となくイメージしていることをSDGsカードゲームを通じて体験する講座を開きました。今回は長崎純心大学とのコラボです。
講師兼ファシリテーターは(株)つくるのわデザインの岩本諭代表。
SDGsの本質である「誰一人取り残さない」「見える化」「連鎖」を特に強調。

参加した学生たちは前週まで五島市で多職種連携を知るためにフィールドワークに参加していました。
五島での学びを踏まえ、SDGsカードゲーム「まちづくり体験」へ。

行政職員や観光協会、一次産業者など想定される仕事に分かれて話し合い、或いは他の組織と交渉するなどしてまちを創っていきます。

全4ターン行い最終的に46のプロジェクトに取り組みました。ポイントは1~3回目の計3回で23プロジェクト、4回目の1回だけで23プロジェクトと、最後に向かうにつれて取り組むプロジェクトが増えていったこと。
学生の動きを観察していて分かったのですが、他の組織との交渉、話し合いをした回数が増えるほどプロジェクトが多くなりました。
現実でも話し合いが進むことでプロジェクトが前に進むことがあります。これは対話の力。
一方で一人で抱え込んでしまったり、他者を拒否したりすると進まないことも。これは分断。
と岩本講師からまとめがありました。
アンケートでは全員がSDGsとまちづくりを理解することができたと回答。
「人口を増やそうと思って取り組んだが意外と予想外のことがたくさん起きたでできなかった」
「プロジェクトの優先度を考えて同時進行するのが大事」
「同じ方向を向いて目指すかが大事」といった感想が寄せられました。
みなさんも試しにやってみませんか?